悪役に初挑戦!ヨ・ジングの努力とは?
【この記事のポイントは?】
◆ヨ・ジングが映画『ハイジャッキング』で初の悪役に挑戦する
◆劇中ヨ・ジングは、北朝鮮に住む兄に会うために飛行機をハイジャックするヨンデ役を演じた
◆ヨ・ジングは出演の契機に脚本の魅力を挙げ、“(悪役は)以前からやってみたかった”と明かした
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[韓国エンタメニュース]
ヨ・ジングが映画『ハイジャッキング』を通じて初の悪役に挑戦した感想とその過程を明かした。
本日(22日)午前、ソウル・CGV龍山アイパークモールで映画『ハイジャッキング』制作報告会が行われ、演出を手掛けたキム・ソンハン監督と、主演を務めたハ・ジョンウ、ヨ・ジングらが出席した。
『ハイジャッキング』は、1971年大韓民国上空、飛行機が空中でハイジャックされながら繰り広げられる極限の状況を描いた作品。
今作でヨ・ジングは北朝鮮にいる兄に会うという意志で飛行機拉致を敢行したハイジャック犯ヨンデ役を演じた。彼の悪役挑戦はデビュー以来初めてで、特に関心が集まっている。
ヨ・ジングは今作への出演を決めた理由について「まず映画の内容が良く、ハイジャック事件に馴染みがなかったので新鮮で良かった」とし、「限られた空間でお互いの感情が絡み合い、迫力あふれる姿が面白く、シナリオの力を感じた」と脚本の魅力を強調した。
デビュー後初めて悪役に挑戦した感想については「これまでとは気持ちが少し違った」とし、「以前からやってみたかった役を今作でやることになり、撮影前から色々と気を配った」と振り返った。
続けて「背景が70年代なので、外見的に少し荒っぽく、これまで披露したことのない姿にしようと挑戦した」とし、「僕が演じたヨンデだけの物語があるが、美化され過ぎず、観客が共感しないように表現できるかについて悩んだ」とキャラクターを構築した努力を打ち明けた。
また「観客の皆さんが自分(ヨ・ジング)だと気付かないで欲しいという願いもある」と付け加えた。
それを聞いていたソン・ドンイルは「子役のイメージが大きかったが、ヨ・ジングもそれなりに今作で成人俳優としてやっていけるか、すごく悩んだようだ」とし、「(悪役は)本当に難しいので(ヨ・ジングが)監督や俳優たちと話し合いながらたくさん悩んだ」と称賛を惜しまなかった。
ハ・ジョンウも「(ヨ・ジングが)画面より体格が大きく、力も良かった」とし、「僕が今まで知っていたイメージとは異なり、男らしく素敵な俳優に成長したと思う」と賛同した。
一方『ハイジャッキング』は韓国にて6月12日公開予定。
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