コン・ユら主演『静かなる海』配信D-2、視聴ポイントは？
[韓国エンタメニュース]
Netflixオリジナルシリーズ『静かなる海』が配信を控え、視聴者の没入度を助ける視聴ポイントを公開した。果たして今作は『イカゲーム』そして『地獄が呼んでいる』に続くグローバルKコンテンツシンドロームの新たな主役になれるだろうか。
『静かなる海』の主要視聴ポイント3つは“ミステリーの実体”、“最精鋭俳優”、そして“韓国初の月着陸”というテーマだ。
#1 閉鎖された月の研究基地をめぐるミステリーの実体は？
今作は、必須資源の枯渇で荒廃した近未来の地球、特殊任務を受けて月に捨てられた研究基地に向かった精鋭隊員の物語を描く。
閉鎖された月の研究基地で繰り広げられる予測不可能なストーリーで好評を博したチェ・ハンヨン監督の同名短編映画が原作だ。
37分余りのストーリーから無限の可能性を感じた俳優チョン・ウソンが長編制作に合流し、『母なる証明』の脚本家パク・ウンギョがストーリーを拡張してサスペンスの密度を高めた。
「増えたランニングタイムほど、ミステリーを一つずつ解いていく面白さがある」というチェ・ハンヨン監督の言葉のように作品の中の隊員たちが任務に近づくほどに新たに分かる秘密が目を離せなくさせる。人類生存の手掛かりを探すために5年前に永久閉鎖されたパレ基地に向かった隊員たち、何の情報もなく任務を遂行していた彼らはそこでミステリーな死を目撃し、任務は新たな局面を迎えることになる。パレ基地に隠された秘密は果たして何なのだろうか。
#2 ペ・ドゥナ×コン・ユ×イ・ジュン×キム・ソニョン×イ・ムセン×イ・ソンウク
名前だけで信頼を与える最精鋭俳優たちの完璧な演技シナジーも外せない視聴ポイントだ。ミステリーを細かく描き出すベテラン俳優たちの熾烈な演技熱戦に注目しよう。
『キングダム』と『新感染 ファイナル・エクスプレス』でKゾンビブームを先導したペ・ドゥナとコン・ユは、宇宙生物学者ソン・ジアンと探査隊長ハン・ユンジェに扮し中心を掴む。パレ基地に隠された真実を暴くソン・ジアンと、任務を全うして無事に帰らねばならないハン・ユンジェの葛藤が劇にもう一つの緊張感を吹き込む。イ・ジュンは主席エンジニアのリュ・テソク、キム・ソニョンはチームドクターのホン・ガヨン、イ・ムセンは保安チーム長コン・スヒョク、イ・ソンウクは宇宙船操縦士キム・ソンに扮し、隙のない演技呼吸を誇る。
それぞれ違う事情で月面着陸船に乗った精鋭隊員たちは、生存が掛かった問題の前で別の選択と物語を見せながら、様々な感情と考えを呼び起こす。初めて宇宙服を着て月を回る俳優たちのビジュアルにも注目が集まる。宇宙船での無重力や月の上での低重力を表現するために撮影前から訓練を繰り返し、重力に逆らう動きを体現化した俳優たち、重力の度合いによって細かい動き一つまで違く表現するディテールな没入感を加える。
#3 荒廃した地球から荒涼した月、パレ基地まで…韓国初の月を背景とした恍惚ビジュアル
最後の視聴ポイントは、見慣れない空間である月と月に位置する研究基地、そして行ったことのない近未来の地球を再現した多彩な見どころだ。
「すべてが新たな挑戦だった」という制作者チョン・ウソンの言葉のように、今作が無事に月面に着陸するまでは多くの時間と努力が必要だった。まず韓国人は誰も踏み入れたことのない月と月の表面を具現化せねばならなかった。制作陣はNASAで公開した資料を学習し、月面の質感一つまで細かく生かし、劇中の状況によってデザインに変化を与え、様々な環境を具現した。
また荒涼とした月とそこに不時着した着陸船、全てのミステリーが始まるパレ基地まで、圧倒的な貫禄を誇る空間たちのために5つのスタジオに大型セットを制作した。
劇の序盤にインパクトを与える不時着した着陸船は3ヶ月掛けて製作し、作品のメイン空間であるパレ基地は1950年代から80年代まで人気を集めたブルータリズム建築様式を参考にして秘密を抱いている軍事的要素のように見せた。宇宙と月を背景にしただけにVFXの役割も重要だった。限られた空間で月と宇宙を想像しながら演じねばならない俳優たちのために、制作陣は従来のブルースクリーンをLED Wallに代替し、実際のシーンをLED画面に映し出し、俳優たちが没入できるように手助けした。
2年に渡るフリープロダクションと1年余りの後半作業を通じて精巧に具現されたリアルなビジュアルが、さらにリアルさを倍増させながら視聴者を月の真ん中に導く。
一方『静かなる海』は、来る24日にNetflixで配信される。
■コン・ユら主演『静かなる海』、ミステリーの正体は？月に向かう隊員たち
写真提供：Netflix
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