2018年上半期、韓国でセンセーショナルな話題を集めたドラマ「よくおごってくれる綺麗なお姉さん(밥 잘사주는 예쁜 누나)」
韓国で放送された当時、韓国女子達の間で「眠っていた恋愛細胞を呼び覚ますドラマ」と大人気になっていたのでチェックしていたという方も多かったのでは?
 
そんな「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」が、2018年7月26日から日本でも初放送されるということで鑑賞ポイントを紹介したいと思います!

【韓国放送】 2018/3/30～2018/5/19

【韓国放送局】JTBC

【出演】ソン・イェジン、チョン・ヘイン、チャン・ソヨン、チョン・ユジン 他

【ストーリー】
フランチャイズカフェ企業の本社に勤めているユン・ジナ(ソン・イェジン)は、会社では上司からのパワハラとセクハラに耐え、家では母親から結婚を急かされ、挙句の果てには付き合っていた彼氏からも別れを告げられてしまい、張り合いのない毎日を過ごしている。
そんな時、アメリカでの研修を終えて韓国に帰国したジュニ(チョン・ヘイン)と偶然再会する。
昔から家族ぐるみでの付き合いで、大親友の弟であり自身の弟の親友だったこともあり、ただの可愛い弟のような存在だったジュニだったが、4年間会わない間に大人の男らしさを持つようになっていてときめきを感じるジナ。
一方のジュニも“綺麗なお姉さん”になっていたジナに昔とは違う感情を持つようになる。

チェックポイント①:ユニークなタイトルに隠されたエピソード?
思わず好奇心をくすぐられてしまうユニークなタイトルを見て、ドラマを見る前からそのタイトルに込められた意味が気になったという方もいらっしゃるのでは? 
このユニークなタイトルはドラマの演出を担当したアン・パンソクPDによるもの。

放送前の制作発表会でのインタビューで「ネット上で偶然読んだ文章の中に登場した“よくおごってくれる綺麗なお姉さん”という表現がユニークで記憶に残ったので」とネーミングの理由を明らかにしたアン・パンソクPDは、過去ソン・ジュンギとの熱愛説が上がった時にソン・ヘギョが「ユ・アインやソン・ジュンギと仲がいいけど、彼らにしたら私は“よくおごってくれるいいお姉さん”みたいなもの」と発言していたことを言及。
「その答え方がウィットに富んでいたし、そう言いながら結局結婚したのが印象に残っていたから」と、ソン・ジュンギ&ソン・ヘギョからもインスピレーションを受けたことを示唆していました。

ソン・ヘギョがインタビューでこの発言をした当時は本当に“ご飯をおごってくれるお姉さん”的な存在だったのか、あるいはカモフラージュ用のコメントだったのか…“真相は当事者のみぞ知る”ですが、そんなドラマを地で行く“ソンソンカップル”がヒットドラマ誕生に一役買ったというところでしょうか。

チェックポイント②:今一番ホットな俳優チョン・ヘインが演じる理想の年下男
「あなたが眠っている間に」「刑務所のルールブック(原題:賢い監房生活)」でじわじわと人気を集め、このドラマで一気に人気爆発となったチョン・ヘイン。
コアリで実施したアンケート「今注目している新鋭俳優は?」でも1位にランクインしたように早くも日本での注目度も高まっていますが「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」をご覧いただくと、その魅力がわかっていただけること間違いなし!

まずは予告編映像からご覧いただきましょう～♪

누나 혹시…만약에…내일 밥 사달라면 사주나?
“ヌナ(お姉さん)…もし…もしも明日ご飯おごってって言ったらおごってくれる?”
 

※「くぅーーーーーっ!!!おごったるおごったる!!!!なんでもおごるからお願いだから一緒にご飯食べて!!!!」
と、すぐに食いついてしまいがちですが、それじゃ逆に引かれてしまうので要注意。
 
 
このセリフだけ聞くと「年上の女性につきまとうヒモ男かよ!!」って思われるかもしれませんが、いえいえ!ノーノー!とんでもありません!!
甘え上手な可愛い弟みたいな感じかと思いきや、ちょっと頼りないジナをからかったりする大人っぽい一面もあり、またある時はジナが危険にさらされると誰よりも早く駆けつけ、辛い思いをしている時には優しく慰めたり…。
可愛いだけでなく頼りがいもあるという、まさに“理想の年下男”なのです!
 
予告映像をご覧いただいてもわかるように、年上のジナに好意を持ちつつも慎重にアプローチしようとするジュニの感情をチョン・ヘインが本当にうまく表現していますよね。
ジュニというキャラクター自体が魅力的ではあるのですが、そんな魅力的なキャラクターをチョン・ヘインが演じたことによってますます魅力度がアップしたからこのドラマがヒットしたと言ってもいいのではないでしょうか。

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チェックポイント③:ソン・イェジン演じるヒロインに共感度200%!
ドラマ好きの私ですが「男性キャラがどんなに魅力的でも、その相手役のヒロインに共感できないとドラマを見る気がしない…」というタイプなんですよね。
でも、そんな私みたいな人にもこのドラマはおススメなのです!

ソン・イェジンといえば美人で清楚で可憐で、周りが放っておけないようなか弱さもあって…と、私と一致するところはほぼゼロですが、そんなソン・イェジンがこのドラマで演じている主人公ユン・ジナは、フランチャイズコーヒーショップの本社でフランチャイズの管理や営業を担当している平凡なOL。
職場で上司からパワハラ&セクハラを受け、結婚を前提に付き合っていた彼氏からは二股をかけられた挙句別れを告げられ、母親からは「いつになったら結婚するの?」とプレッシャーを与えられたり…仕事や結婚、将来に対する不安に悩む姿は、誰でも少なからずオーバーラップする部分でもあるので共感しながら見ることができるのではないでしょうか。
そして、そんなジナがジュニと出会ってから少しずつ変わっていく姿を見ていると、思わず応援したくなるのは私だけではないはず。

また、ジナのキャラクターに同性として共感するだけでなく「女の私が見てもキュンとするんだから、男性が見たらそりゃたまらんわ～～～!」と思ってしまうソン・イェジンのキュートさもこのドラマの見どころ&注目ポイントの一つ。
この頃女子力がすっかりどん底まで落ち切っている私ですが、このドラマを見ていると「あぁ、恋愛するにはこういう可愛らしさがなきゃいけないなぁ」と勉強にもなるのです(笑)。

超甘～～～～い二人のラブシーンは恋愛細胞活性効果(with代理満足)抜群です!

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チェックポイント④:ドラマを盛り上げるOST
ドラマの魅力要素といえばストーリーやキャラクター設定がもちろん一番重要ですが、ドラマの魅力を倍増させるのに大きな働きをするのが映像の美しさやOSTではないかと思います。
特にOSTはドラマの中のシーンとリンクして、後でその音楽を聴いただけでもドラマのシーンが頭に思い浮かんだりしますよねー。
 
韓国ドラマでは韓国語のOSTが起用されるケースが大部分ですが、このドラマでは韓国語の歌が一切無いというのも特徴の一つ。
アン・パンソクPDといえばキム・ヒエ&ユ・アイン主演のドラマ「密会」でその演出力が評価されたのですが、「密会」でもクラシック音楽を効果的にOSTとして使ったり、ビリー・ジョエルの「ピアノマン」がドラマの雰囲気を盛り上げています。(今でもビリージョエルの「ピアノマン」を聴くとキム・ヒエとユ・アインの姿がフラッシュバックする私…)

ドラマの中で使われたクラシック曲で構成された「密会」クラシックアルバム

そして、今回の「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」でもアン・パンソクPDの感性は健在!
レイチェルヤマガタの「Something in the rain」やオールドポップソングである「Stand By Your Man」などなど、アナログな雰囲気の選曲が、美しい映像や主人公達の繊細な気持ちを表現するシーンにマッチ。
ドラマのヒットに一役買い、新たな“名OST誕生”となりました。

メインタイトル曲「Stand By Your Man」が大ヒットとなりました。

ドラマファンにとってマストバイアイテム!
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“毎日会社と家の往復でつまらない” “日常生活でトキメキがない…”という皆さんもこのドラマを見ているときっと恋愛細胞が活性化されて恋がしたくなるはず!?
ドラマを見ていた当時「私も恋しなくっちゃ!」と意気込んでいたのに、その意欲が長続きせずに再び落ちている私…もう一度最初から見直そうと思います!(笑)

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スタッフ:コムドリ