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2024.11.27 12:00

Bリーグと交流も!韓国KBLプロバスケ観戦の魅力と楽しみ方☆

 

【コア女だより】

皆さまこんにちは、KOARIスタッフのLILIです。

突然ですが、韓国にもプロバスケリーグ「KBL」があるのをご存知でしょうか?EASL(東アジアスーパーリーグ)などの国際大会や姉妹提携などを通じて、日本のB.LEAGUEとのスポーツ交流も年々盛んになっていて、両国で活躍する選手やコーチもいたりします^^

 

(画像出処:EASL韓国公式Instagram)

 

2024年も10月からレギュラーシーズンがスタートしたのですが、何と今年から(?)オンラインで海外からも簡単にチケット予約できるように!

ということで、私も先日、推しているチームのホーム開幕戦に参戦してきたので、今回はKBL観戦の魅力と楽しみ方をご紹介してみます^^

 

(※2024年11月時点の情報です。シーズンによって変わることがあります。)

 

 

★KBLの日程とチーム紹介

(画像出処:KBL公式サイト)

 

レギュラーシーズンは毎年10月中旬~4月初旬頃にかけて。

各チームがホーム(自陣)とアウェイ(敵陣)でそれぞれ試合を行う総当たり戦です(試合によっては配信サービスやテレビで中継されることも)。

中間の1月下旬頃には、投票で出場選手が決まる「オールスター戦」もソウルで開催。

そしてシーズン終了後は「プレーオフ」と言われる上位6チームのチャンピオン決定戦があり、最終的に勝ち抜いたチームがチャンピオンになります^^

今はサッカーや野球ほどの人気はありませんが、ウィンタースポーツの華として親しまれていて、バスケ人気のピーク期には選手たちの人気はアイドル並みだったとか。

 

<チーム紹介>

KBLは、全10チームで構成されています。(2024年11月時点)

 

(画像出処:KBL公式Instagram)

 

▽ソウル市:ソウルSKナイツ、ソウルSAMSUNGサンダース

▽京畿道:高陽(コヤン)SONOスカイガナーズ、安養(アニャン)KGCレッドブースターズ、水原(スウォン)KTソニックブーム

▽江原道:原州(ウォンジュ)DBプロミー

▽大邱市:大邱(テグ)韓国ガス公社ペガサス

▽釜山市:釜山(プサン)KCCイージス

▽蔚山市:蔚山(ウルサン)HYUNDAI MOBISホエーブス

▽慶尚南道:昌原(チャンウォン)LGセイカーズ

 

ビギナーの観戦におすすめなのは、やはりソウルをホームとしている「ソウルSKナイツ」と「ソウルSAMSUNGサンダース」の2チーム。立地も便利で観戦しやすいのがポイントです^^

ここでは勝手に、私が推している「ソウルSKナイツ」を簡単紹介♪

 

<ソウルSKナイツって?>

 

1)韓国の3大通信会社の一つ「SKテレコム」が運営。チームカラーはレッド!

2)ホームは江南(カンナム)エリアの「蚕室(チャムシル)学生体育館」(5,400席規模)。地下鉄2・9号線「総合運動場」駅目の前とアクセス至便!

3)ラン&ガンの速攻を得意とする強豪チーム。MVPや新人王などのスタープレーヤー、代表入り経験のある選手もいてファン層が厚い!

4)2021年からB.LEAGUEの「千葉ジェッツ」と姉妹提携中。プレシーズンには両国で親善試合も行うなど日本との交流も!(2024年11月現在、香川ファイブアローズに所属していたチャン・ムンホ選手も在籍。)

5)2023-2024EASLでは日本の強豪「琉球ゴールデンキングス」と1点差の大接戦を繰り広げた!

 

 

★試合時間とチケット購入方法

<試合時間>

試合は平日は夜19時、休日は昼14時から行われます。

試合時間自体は40分ですが、平均的に1試合あたり大体1時間半ほど。延長戦に持ち越されるとさらに5分延びるので、なるべくスケジュールに余裕をもって行くことをおすすめします^^

 

<チケット購入方法>

KBLのチケット代金の相場は、チームや座席にもよりますが概ね1万ウォン台~5万ウォン台。1階コート正面など視野がいいエリアほど価格も上がりますが、2階席なら2万ウォン程度です。

比較的リーズナブルに観戦できるので、お財布に優しいのもありがたいところ(笑)

 

 

▽当日券

当日、球場のチケットボックスは、試合開始2時間前からオープンします。現地購入も可能ですが、休日の試合やライバル戦など人気の試合は当日券が僅かなこともあるので要注意です!(平日夜の試合は比較的ゆとりがあります。)

 

▽事前購入(2024年11月時点)

チケットを事前に購入しておきたい場合は、KBL公式サイトまたは日本からもダウンロード可能なKBL公式アプリがおすすめです。

韓国のK-POPコンサートのように「よーいドン」で座席図から座席を選んでチケッティングするシステム。試合日程や座席図、料金表はサイト・アプリ内で確認できるので、予めチェックして臨みましょう^^

 

KBL公式サイト:https://www.kbl.or.kr

KBL公式アプリ:iPhone / Android

※韓国語・英語あり/海外クレジットカード◎/要会員登録(無料)

※事前購入のチケットオープンは試合日の7日前の14時から

※購入明細はマイページやメールで確認可能

 

 

★SKナイツのホーム開幕戦に参戦!観戦の流れをざっくり紹介

入場

入場も試合開始2時間前から可能。チケットを事前購入している場合は、チケットボックスで購入明細を提示し紙チケットに引き換えて入場しましょう。

 

毎年紙チケットのデザインが変わるのもささやかな楽しみ^^

 

早めに入るとアップ風景なども見られてファンにはオトクです^^(券面のQRコードを読み取る方式なので会場の出入りもできます。)

 

 

そして、試合開始前にも外せない見どころがあります!10分前頃から始まるオープニングイベント♪

オープニング映像や選手入場など、ここからホームの応援ムードを盛り上げていく大事な時間なので、どのチームも毎シーズン演出に趣向を凝らしてきます!

売店やトイレ、グッズ購入は早めに済ませて、ぜひオープニングから楽しんでみてくださいね^^

 

<試合開始>

試合はそれぞれ10分間のクォーター(Q)を4回行います。作戦や試合の流れによって選手交代も頻繁に行われるのですが、何しろ試合展開が早いので、いつの間にか交代していたなんてこともしばしば(笑)

 

(画像出処:KBL公式サイト)

 

バスケは目下スピード勝負だからこそ、個々のスキルとチームワーク、時間の使い方次第で、たとえ10点差、20点差開いていても大逆転やどんでん返しも十分起こり得るのが面白いところです^^

プレー一つで流れが一気に変わることも多く、その分観客の熱量と爆発力もすごいです!!

 

ハーフタイムにキンパでエネルギー補給(売店やフードトラックなどもあります)

 

接戦になればなるほどラフプレーやファウル、フリースローも増えますし、逆に劇的な場面でミラクルプレーが出ることも。

両チームとも勢いに乗ってしまうと試合終了直前まで一歩も引かずに攻めの応酬で勝敗が読めなかったり、延長戦に持ち越されることもあるので、こちらは手に汗握りっぱなし!(汗)ハラハラドキドキ、冷や汗タラタラ、クセになります!

 

勝利の団体セルカ

(画像出処:KBL公式サイト)

 

ちなみにこの日も、リードしたりされたり、後半で5ファウル(退場)も出たりしながら、最終SKナイツが24点差をつけて大差で勝利しました♪

 

 

★オタク的KBL観戦の魅力ポイントはココ!

<ポイント1> 距離が近くて臨場感がすごい!

2024-2025シーズンホーム第2戦(SKナイツ対DBプロミー)

(動画出処:SKナイツYouTube公式チャンネル)

 

バスケコートはサッカーや野球ほど大きくないので、近い距離感と臨場感はバスケ観戦の醍醐味^^

2階・3階席でも十分試合の流れは見えますが、1階席はコートまで遠くても数メートルと超至近距離!文字通り目の前で試合が展開するので、選手たちの熱がびんびん伝わってきて、臨場感と迫力は段違いです!ルールをあまりわからなくても楽しめますよ♪

(大男たち10人が休まず走り回っているので、さらに密度が濃く感じられる効果も…笑)

目の前で猛スピードで繰り広げられる熾烈な攻防と華麗な技の数々は圧巻です!

 

<ポイント2> 応援が熱く一体感がすごい!

応援グッズも充実

 

韓国はK-POPでもコールなどの声出し応援文化が盛んですが、その文化はKBLも同じ!

応援団による声出しや応援ダンス(?)などの誘導が活発で楽しいです^^(チアのアクロバティックな演技も見ごたえあり!)

中でもホームエリア(ホームベンチ側)の応援は特に白熱し、ファインプレーや得点時の歓声の大きさは勿論のこと、応援歌や選手別の音楽とコールも。

もう一度言いますが、バスケコートはサッカーや野球ほど大きくないので、より一層ホームの一体感を感じられます(逆にアウェイの試合の時は文字通りアウェイ感が半端ないです…)。

 

また、ライバル関係にあるチーム同士の対戦、通称“ダービー”では応援熱もさらにヒートアップ!(SKナイツの場合は、KTとの“通信会社ダービー”、SAMSUNGとの“ソウルダービー”など。)

クリスマスやお正月などの名節はよく“ソウルダービー”が行われ、さながらお祭りのような雰囲気になります^^

 

<ポイント3> 参加型イベントが充実!

(画像出処:SKナイツ公式Instagram)

 

会場前に設置されたブースでの抽選ギフトイベントや、試合中にはお菓子や景品がもらえる応援イベントなども。最近はSNSを使ったイベントに積極的に行われています!

どれもその場で気軽に参加できますし、観客みんなが楽しめるイベントなので、せっかくなら思い切って参加してみてくださいね♪

 

<ポイント4> ファンサービスも旺盛!

球団初!ファンと共に行く出国道中ライブ

(動画出処:SKナイツYouTube公式チャンネル)

 

チームによってスタイルは多少異なりますが、基本的にどこもファンを大事にしているイメージです。

球場でのファンとの交流も多いですし、SKナイツの場合はチームの公式SNSでの配信、オフラインのファンイベントなどもあり、全体的に親しみやすい雰囲気です^^

(自身でSNSをしている選手は、ファンが撮影した自分のコートでの写真や、愛犬や家族とのプライベート写真をアップすることも♪)

 

ちなみに、SKナイツのファンの呼び名は性別に関わらず「コンジュ」。“ナイツ(騎士団)のボール(コン)の主人(ジュイン)で守るべき“姫(コンジュ)”という意味だそうです(笑)K-POPアイドルのファンダム名みたいで面白いですよね^^

 

―――――――――

 

いかがでしたか?初心者も気負わず、リーズナブルで、気軽に観戦しやすいKBL^^韓国のバスケ好きな芸能人も始球式に来たりたまに客席でキャッチされたりしています。

スポーツ観戦が好きな方、日本チームとの親善試合を見たい方、好きな芸能人が始球式に来るという方、新しい韓国エンタメを開拓したい方などなど、少しでも興味があればぜひ직관(チックァン:直観、観戦に行くこと)してみてくださいね!

 

(編集部:LILI)

 

 

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