[韓国エンタメニュース]

 
25日、韓国にて放送されたSBS水木ドラマ「スイッチ-世界を変えろ」にて検事ペク・ジュンス(チャン・グンソク)がサ・ドチャン(チャン・グンソク1人2役)を裏切りクム・テウン(チョン・ウンイン)と結託し、視聴者をパニックに陥れた。今回チャン・グンソクは善と悪に分かれた2人の男の選択を見事に表現し、お茶の間の注目を集めた。
 
25日の放送では、ペク・ジュンスが収賄検事という汚名を返上する為、クム・テウンと手を取り合いサ・ドチャンが彼を狙う理由、アジトの情報まで横流しし、サ・ドチャンを窮地に追い込むシーンが公開された。
 
さらに、検事の身分を利用してクム・テウンの不正を隠蔽するペク・ジュンスの行動は視聴者たちを混乱させた。以前、サ・ドチャンとオ・ハラ(ハン・イェリ)が犯人逮捕の為に偽装作戦を展開することについて、「正しいことではない」と反対した実直なペク・ジュンスは跡形もなく消え去ってしまったようだ。
 
今回チャン・グンソクは眼差し、声のトーンに変化を与えることで、黒に染まってしまったペク・ジュンスを見事に表現した。穏やかな過去の姿とは完全に異なるペク・ジュンスの変化は視聴者に異質感を与え、今後の展開がさらに複雑になることを予感させた。
 
一方、ペク・ジュンスの密告で逃亡者となったサ・ドチャンは反撃の準備を始める。特にドラマの終盤、クム・テウンのギャラリーの展示品を盗むと宣戦布告し、彼がどのような作戦を企んでいるのか、好奇心がくすぐられる。
 
このようにチャン・グンソクは検事と詐欺師という両極端なものさしより、信念や目標によって誰もが敵になりうるという皮肉さを表現しドラマに深みを加えている。白と黒の境界を行き来する幅広い彼の演技が次回の放送を更に待ち遠しくさせた。
 

SBS水木ドラマ「スイッチ-世界を変えろ」第19、20話は26日夜10時、韓国にて放送予定。
 
 
写真提供:SBS水木ドラマ「スイッチ-世界を変えろ」
 
 
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