2019.07.09 01:01

おどる韓国むかしばなし舞台『春春～ボムボム～』豊島区あうるすぽっとにて7/20～公演スタート!

エンタメ

東アジア文化都市2019 豊島舞台芸術部門スペシャル事業

としまアート夏まつり2019 子どもに見せたい舞台vol.13

おどる韓国むかしばなし『春春～ボムボム～』

[韓国エンタメニュース]

あうるすぽっとでは、今夏、子どもに見せたい舞台 vol.13 おどる韓国むかしばなし『春春～ボムボム～』を上演致します。豊島区で毎夏開催している「としまアート夏まつり2019」のメイン企画また「東アジア文化都市2019豊島舞台芸術部門スペシャル事業」として、韓国で広く知られている短編小説を舞台化。農村で働く僕と婚約者の、結婚をめぐるお話です。

映像・音楽・ダンス・お芝居と盛りだくさん、今年も賑やかにお届けする、誰もが一緒に楽しめる“子どもも楽しい大人劇”にどうぞご期待ください。

スズキ拓朗×韓国の短編小説

振付・構成・演出はCHAiroiPLIN を主宰するスズキ拓朗。2016 年東アジア文化交流使に選ばれたスズキ拓朗が、韓国ソウルで劇団ドリームシアターと共同製作した作品を、韓国から3人の俳優を招き、子どもから大人まで楽しめる作品にブラッシュアップして上演します。

「春春」は金裕貞(キムユジョン)が1935 年に発表した作品で、韓国で広く知られる短編小説です。舞台は1930 年代、江原道山里という郷土を背景として、貧しい農村地帯で生きる、人間の悲喜こもごもを情感豊かに、パンソリの旋律を想起させるリズム感にあふれた文体で描いた作品です。

■「春春」ストーリー

農家の婿養子として迎えられて3年7ヶ月。舅は「娘の背が大きくならない」ことを理由に、一向に結婚式を挙げてくれない。業を煮やした僕は、区長に談判に行くが埒があかない。娘もさすがに僕に何とかしてと急かしてくる。勇気を出して舅に力づくでもと対峙する僕。だがその顛末は・・・。

ダンスがいっぱい!「おどるシリーズ」

スズキ拓朗が手掛ける「おどるシリーズ」の手法は、誰もが知っているお話を、ダンス・お芝居・映像・音楽で賑やかに描き、大人も子どもも楽しい、決して子どもを飽きさせない、舞台芸術の面白さを十分に味わっていただける舞台に仕立てるというものです。

2017年『まほうのゆび』、2018年『THE GIANT PEACH』に続いて、今年も、としまアート夏まつりメイン企画「子どもに見せたい舞台」として、おどるシリーズの最新作を上演します。

出演陣もパワーアップ

これまでの2 作は、CHAiroiPLINメンバーを中心としたキャスティングでしたが、本作では、梅棒でゲストとして、キレ味鋭いダンスを披露する一色洋平と、花組芝居で日本舞踊の名手として知られる谷山知宏を迎えます。一色はミュージカルからストレートプレイまで、幅広いジャンルの舞台で活躍中で、谷山も花組芝居では男役・女役両方をしなやかにこなす演者として注目度大です。
2人の参加により、一層パワフルでハイレベルな舞台をお届けします。

韓国人キャスト