SBS月火ドラマ「テバク」が、残り2話となった。この3月、放送を開始して以来、テギル(チャン・グンソク)と延礽君(ヨ・ジング/後の英祖)兄弟を中心に展開されたストーリーは今ピークを迎えている。 ここで今後の鑑賞ポイントとなる”兄弟の運命”について見てみよう。

暖かい心で民の英雄になったテギルと、朝鮮の新たな王「英祖」となった延礽君。 二人は同じ母親を持つ兄弟だ。 しかし、生まれながらの運命は全く違うものだった。 テギルは宮で生まれた王子であったが未熟児という理由で赤ん坊の時に城外に放り出された。 彼の実弟である延礽君は宮で育ったが、幼い頃から朝廷の激しい権力争いに巻き込まれていた。

血筋がひきつけたのか二人は運命のように出会い意気投合し、いつの間にかお互いなくてはならない友となった。テギル出生の秘密が明らかになった後には誰よりも互いを思う兄弟となった。そんな中、玉座をめぐる権力争いの中で弟の選択に失望したテギルは、彼のそばを去り民の元へ戻った。王・英祖となった延礽君は孤独と重圧に耐えなければならなかった。

残り2話となり、別々の道を歩いていた兄弟が再び向かい合うこととなり、どのような結末になるのかが重要な視聴ポイントになるものと見られる。 同時にテギル・延礽君兄弟が描く兄弟愛は、他のどんな作品で描かれた友情よりも濃く、より感動するものになると期待される。 放送中、視聴者の熱い関心を集めた兄弟の話がどのような形で締めくくられるか、その成り行きが注目される。

これと関連し「テバク」制作陣は、「テギルと英祖兄弟は置かれた状況は異なるが、一方では本当によく似ている兄弟だ。波乱万丈な運命の中で兄弟が下す選択と結論、その過程に見られる兄弟愛が視聴者の心を打つよう最後まで最善を尽くす。また役に入り込んだ演技を見せてくれるチャン・グンソク、ヨ・ジング、2人の俳優にも大きな関心お願いする」と伝えた。

「テバク」23話は6月13日月曜日午後10時に放送される。

写真提供:SBS

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