『匿名の恋人たち』ハン・ヒョジュ、完璧な日本語演技で魅了!
【この記事のポイントは?】
◆ハン・ヒョジュが『匿名の恋人たち』で完璧な日本語演技と繊細な感情表現で言語の壁を超えた愛を完成させた
◆努力を重ねた日本語の演技に心のこもった発音と呼吸が重なり、キャラクターの人間味を一層際立たせた
◆『匿名の恋人たち』は日本Netflixで1位を獲得、韓国・台湾などでもトップ5入りし世界的な人気を見せている
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[韓国エンタメニュース]
ハン・ヒョジュがNetflixシリーズ『匿名の恋人たち』でショコラティエに変身、完璧な日本語演技と繊細な感情表現で言語の壁を超えた愛を描いた。
10月16日に配信がスタートした『匿名の恋人たち』は、人に触れられない男性と、一の目を見られない女性が、チョコレートをきっかけに不器用ながらも心を通わせていくヒーリング・ロマンティック・コメディ。劇中でハン・ヒョジュは天才的な技術と感覚を兼ね備えたショコラティエのイ・ハナ役を演じた。
イ・ハナは幼い頃の傷が原因で人の目を見られず、隠れるように生きる人物。チョコレートを作る時だけは誰よりも自由でいられたが、人前では話すことが難しかった。師匠の健二(奥田瑛二)に才能を認められ、日本のチョコレート工房ル・ソベールで匿名で働いていた。
そんな中、極度の潔癖症である御曹司の壮亮(小栗旬)と出会い、お互いだけは不安が伝染しないと気づいたハナは閉ざしていた心を少しずつ開き始める。その変化はチョコレートにも表れ、自分と似た“わさびチョコレート”に新しい変化を加えることで、隠れていた情熱を見せた。しかし、匿名の裏に隠された現実と揺れる感情が、彼女を再び混乱へと導いた。
ハン・ヒョジュは本作で感情を飾らず人物の流れに集中した演技で注目を集めた。感情の揺れを誇張せず、仕草や眼差しの中に自然に溶け込ませることで、人物が抱える不安と温かさを同時に表現した。
特に、日本語と韓国語を行き来しながら演じた点が印象的だった。彼女は言葉の壁がある日本での撮影でも、ほとんどの台詞を自ら日本語で消化し、作品に現実感を加えた。努力を重ねた日本語の演技に、心のこもった発音と呼吸が重なり、イ・ハナの人間味を一層際立たせた。
また、物語の中心を導きながら、シーンごとに感情の密度を丁寧にコントロールした。感情の流れを誇張せずリアルに描くことで、人物の内面を説得力あるものに仕上げた。日常の会話の中でも微妙な温度差を生み出し、変化と迷いをリアルに表現。ハン・ヒョジュならではの繊細な演技を完成させた。
このようにハン・ヒョジュは本作を通じて、再び演技の幅を広げた。人物の変化に集中した彼女の演技は、静かでありながら確かな余韻を残した。新しい言語と環境の中でも独自のキャラクターを構築し、国境を越えた感情の真実性を伝えた。
一方、ハン・ヒョジュが出演した『匿名の恋人たち』はNetflixで配信中。瞬く間に日本のNetflixで1位を獲得しただけでなく、韓国・台湾・タイ・ブラジル・インドネシア・香港・シンガポールなどでもトップ5入りし、世界的な人気を見せている。
ハン・ヒョジュ&小栗旬共演Netflixシリーズ、2025年公開へ
写真提供:Netflix
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