“麻薬ブローカー”カン・ハヌル、役作りで気を遣ったこと
【この記事のポイントは?】
◆『ヤダン』カン・ハヌルが麻薬ブローカーに扮し最高の演技を披露する
◆カン・ハヌルは立体感とディテールが生きるキャラクター構築に力を注いだとした
◆監督は「善良なイメージ、ユーモラスさ、暗い内面、全てを見せることができる俳優」とカン・ハヌルを称賛
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[韓国エンタメニュース]
カン・ハヌルが犯罪アクション映画『ヤダン』にて麻薬業界ブローカー“ヤダン”のイ・ガンスに変身し、完璧なキャラクター消化力と最高の演技を披露する予定だ。
『ヤダン』は、韓国の麻薬マーケットを設計するブローカー“ヤダン”、より高いところを目指す“検事”、麻薬犯罪撲滅に全てをかける“刑事”が、互いに異なる目的を持ち絡み合って繰り広げられる犯罪アクション映画。カン・ハヌルは麻薬犯の情報を国家捜査機関に売り渡すブローカー“ヤダン”のイ・ガンスを演じる。
カン・ハヌルはドラマ『最強!うちのママ』でデビューした後、映画『空と風と星の詩人 ~尹東柱の生涯~』、『ミッドナイト・ランナー』、『ラブリセット 30日後、離婚します』、ドラマ『椿の花咲く頃』、『イカゲーム シーズン2』など多くの作品を通じてジャンルを超えた多彩な演技を披露している。 2020年にはドラマ『椿の花咲く頃』で第56回 百想芸術大賞 TV部門 男性最優秀演技賞、第47回 韓国放送大賞 演技者賞を受賞、2022年にはドラマ『カーテンコール』でKBS演技大賞 男性最優秀賞に選ばれる快挙を成し遂げた。
オリジナリティのある明確な演技世界を構築してきたカン・ハヌル。本作では韓国の麻薬マーケットを牛耳るブローカーに変身し、新たな顔を披露する。カン・ハヌル演じるイ・ガンスは、検事ク・グァンヒ(ユ・ヘジン)を通じて麻薬犯と捜査機関の間に共生しながら麻薬マーケットを設計するブローカー“ヤダン”を依頼され、麻薬の世界に足を踏み入れる人物だ。
カン・ハヌルは「ものすごく良い人に見えるわけではなく、だからと言って悪者に見えることもない、その間の地点を探すことに気を遣った」とし、立体感とディテールが生きるキャラクターを構築することに努力したと話した。演出を担当したファン・ビョングク監督は「カン・ハヌルは善良なイメージ、ユーモラスさ、暗い内面、全てを見せることができる俳優だ。様々な魅力を持つガンスをカン・ハヌルがうまく表現してくれた」と伝えた。イ・ガンスを“ヤダン”の道に引き入れる検事ク・グァンヒ役を演じるユ・ヘジンもまた「本当に良いエナジーを持つ俳優だ。現場でスタッフや他の俳優たちに接するエナジーはもちろん、作品の中でのエナジーも素晴らしい」と伝え、カン・ハヌルを称賛した。
一方『ヤダン』は、韓国で4月23日公開予定。
カン・ハヌルがブローカー役!犯罪アクション映画『ヤダン』韓国で4月公開へ
写真提供:PLUS Mエンターテインメント
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