『コンクリート・ユートピア』が６冠！『ムービング』も！大鐘賞映画祭
[韓国エンタメニュース]
映画『コンクリート・ユートピア』が大鐘賞映画祭の最高の栄誉を手にした。
去る15日午後、京畿道・水原市の京畿アートセンター大劇場で第59回大鐘賞映画祭が開催された。 今年の大鐘賞映画祭は2022年10月1日から2023年9月30日まで（2023年秋夕公開作を含む）の国内全公開作（シリーズ物を含む）を対象に候補作が選定された。
最優秀作品賞は『コンクリート・ユートピア』が受賞した。制作会社のビョン・スンミン代表は「作品の背景は冬ですが、実は真夏に厚着をして撮影した。俳優たちには汗をかかないようにという本当に難しいディレクションをしたが、それに応えてくれた俳優たちに感謝している」とした。また主演俳優賞はそれぞれ『コンクリート・ユートピア』のイ・ビョンホン、『ビニールハウス』のキム・ソヒョンが受賞した。
Netflixドラマ『イカゲーム2』の撮影のためのこの日欠席となったイ・ビョンホンは、映像を通じて「大鐘賞で賞をいただき、『コンクリート・ユートピア』に参加したすべての方に感謝したい」とし、「真夏の撮影で苦労したスタッフの方々、良い演技を見せてくれた俳優たちと一緒に喜びを分かち合いたい」と伝えた。
『コンクリート・ユートピア』はそのほかにもキム・ソンヨンが助演女優賞を受賞、また視覚効果賞や音響効果賞、美術賞など全6部門を受賞し6冠という快挙を記録した。
また今年新たに導入された注目が集まっていたシリーズ部門はDisney＋の『ムービング』が受賞。シリーズ男優賞には『カジノ』のチェ・ミンシク、女優賞には『ムービング』のハン・ヒョジュが受賞した。
この日ハン・ヒョジュは「 これは私のものではなく、『ムービング』チームに代わり受け取るものだと思って受け取ります」と笑顔を見せ、「『ムービング』のイ・ミヒョンというキャラクターが多くの方に好評をいただいた理由は、私ではなく、パク・インジェ監督、パク・ユンソ監督、カン・プル作家とスタッフ、俳優がいたからこそ輝けたと思います」とチームに感謝を伝えた。
主な受賞作品および受賞者は以下の通り
◆最優秀作品賞：『コンクリート・ユートピア』
◆監督賞：リュ・スンワン『密輸』
◆最優秀主演男優賞：イ・ビョンホン（『コンクリート・ユートピア』）
◆最優秀主演女優賞：キム・ソヒョン（『ビニールハウス』）
◆最優秀助演男優賞：オ・ジョンセ（『蜘蛛の巣』）
◆最優秀助演女優賞：キム・ソニョン（『コンクリート・ユートピア』）
◆新人男優賞：キム・ソンホ（『貴公子』）
◆新人女優賞：キム・シウン（『あしたの少女』）
◆シリーズ作品賞：『ムービング』
◆シリーズ男優賞：チェ・ミンシク（『カジノ』）
◆シリーズ女優賞：ハン・ヒョジュ（『ムービング』）
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