2022.11.21 16:27

D‐day！イム・シワン主演『なにもしたくない』視聴ポイントは？

[韓国エンタメニュース]

イム・シワン、キム・ソリョンの休止符探しプロジェクト、GENIE TVオリジナルドラマ『なにもしたくない～立ち止まって、恋をして～』（以下『なにもしたくない』）が、本日（21日）午後9時20分より韓国のENAチャンネルでスタートする。

『なにもしたくない』は日常に疲れた人々のための“休止符探し”を予告し期待が高まっている。初放送を前に注目ポイントを挙げてみた。

◆日常からログアウト…「今日から何もしない」

タイトルから予備視聴者の共感を呼んでいた『なにもしたくない』は、複雑な都市を離れ何もしないために訪れた見知らぬ場所で初めて自分自身を探し出していくストーリー。落ちぶれないようにと一生懸命生きてきたヨルム（キム・ソリョン）が、海沿いにあるアンコク村を訪れるところから始まるこのドラマは、立ち止まって初めて見えてくるものについて描いていく。「今日から何もしない。人生ストライキだ」と宣言したヨルムの決心が視聴者に感情移入をさせることはもちろん、人生の答えを探していく物語が多くの人々に深い感動を与える予定だ。

◆人生キャラクターに出会ったキム・ソリョン×純粋さを極大化させたイム・シワン

キム・ソリョンは会社を辞め自発的ニートになったイ・ヨルム役を、イム・シワンは人生に疑問を持つ図書館司書のアン・デボム役を演じる。特に2人のキャラクターと一体化した完璧な演技は期待を高めている。セリフの中のヨルムの感情に共感し監督を訪ねたというキム・ソリョンは、BBクリームだけを塗って自然体なヨルムの姿を表現した。イム・シワンは口数は少ないがその中にある純粋さ、温かさを魅力的に描き出し、イ・ユンジョン監督から「デボムの純粋さが極大化した」と好評を得た。実際に2人は休むことなくスケジュールをこなしてきた末に出会った作品であるという点で、共感と没入感を呼ぶ演技に関心が集まっている。

◆心休まる場所を届けるヒーリングロケーションと映像美

イ・ユンジョン監督はアンコク村を具現化する為、クレ（求礼）、コクソン（谷城）、ナムヘ（南海）など地方での撮影を6ヶ月間進行した。制作陣は撮影場所を選定する為に全国を巡りまわったという。予告編、ハイライト映像から垣間見られる山と海が共存する村の風景からは美しい映像美が期待される。また、キム・ソリョンとイム・シワンの清涼なビジュアルケミは見る人に笑顔を届ける予定だ。特に撮影中、イム・シワンは実際にクレ（求礼）で過ごしたとし、ヒーリングロケーション撮影に対する期待が高まる。

◆人情溢れるアンコク村と多様なキャラクターたち

キム・ソリョン、イム・シワンだけでなくアンコク村の多様な人々がドラマを豊かに満たしていく予定だ。学校よりも図書館によく訪れる気難しい高校生キム・ボム（シン・ウンス）、ボムに片思いする大人しく魅力的な高校生ホ・ジェフン（パン・ジェミン）、ヨルムとは逆で都市に出たいアンコク図書館の公務員チョ・ジヨン（パク・イェヨン）、アンコク村青年会副会長のシングルダディーペ・ソンミン（クァク・ミンギュ）、彼の息子であるいたずら好きな小学生ペ・ジュン（キム・ジュン）をはじめとした多様なアンコク村の人々が活躍する。よそ者のヨルムに冷たい視線を向ける人もいれば、デボムと共にヨルムを温かく迎え入れる人々との物語に関心が高まる。

キム・ソリョンは「このドラマの注目ポイントは“共感”だ。ヨルムのソウルでの生活は熾烈な競争社会に疲れている人々の共感を呼ぶと思うし、ヨルムがアンコク村を訪れた後は代理満足できると思う」と伝えた。イム・シワンは「事実、僕達は自分自身が疲れ果てていることに気付かない程、日々を忙しく過ごしている。皆さんにとって『なにもしたくない』がワンテンポ息つくことができる休止符のようなドラマになったらいいと思う」と伝えた。