大人の韓国+han暮らしまわり通信 ～zero per zero～
ソウルに行くと雑貨店巡りを楽しみのひとつにされている方も多いのではないでしょうか？カフェと同様、雑貨店もたくさん増えました。観光地だけでなく小さな町の路地に入ると素敵なお店があります。なんだか自然と足が向きふらり…
(C)toppings kids
大胆な色使いのもの、余白を大きくとったシンプルなデザインのもの、一度見たら忘れられない独特なイラストの雑貨…また日本とは異なった美しいデザインとハングルにはっと新鮮さを覚え、レジへと向かうこともしばしばです。
また大型書店に入ると文具や雑貨の商品が並ぶスペースが書籍と同じくらい広く取られびっくりしたものです。一度にたくさんのメーカーの雑貨を見ることができるのであっという間に時間がたち、本を買わずに雑貨を…なんてこともよくありますよね。
残念ながら今は閉店してしまいましたが通義洞（トンイドン）の「ガガーリン」というお店は素敵なお店でした。写真家・デザイナーが共同経営ということもありジャンルを問わない美しい書籍がたくさん並び、小さいお店でしたが若手の無名作家のデザイン雑貨がたくさん置かれていました。
またインディーズ文化の中心地・弘大（ホンデ）にある「THANKS BOOKS」も楽しい時間を過ごせます。ランキング第1位といったベストセラーの本などなく、スタッフが読みたい本が並べられ…。きっとスタッフは感性が似ていらっしゃるのでしょうね…雑貨もしかり！ソファで珈琲をいただくこともでき、弘大かしら？と思うくらい静かでほっと落ち着く心地よい空間です。
外観からセンスの良さが伺われるこだわりのお店や書店で何度も何度も見かけたのが「zero per zero」ゼロパーゼロのデザイン雑貨です。
zero per zeroは言わずと知れた韓国を代表するデザインデュオ。
世界の地下鉄路線図やマップを担当されるアートディレクター・キムジハンさんと家族や動物を描いたポスターやバッグ・携帯ケースなどを担当されるイラストレーターのシンソルさんです。片や緻密で精巧、片やPOPで大胆であたたかい！見るだけでワクワクさせてくれます。お二方は日本の多摩美術大に留学経験もおありで日本語もお上手！ますます勝手に近くに感じてしまいますね。
(C)zeroperzero
大人の韓国 ＋hanでも朝鮮時代の人物を表現したかわいいピンバッジにひとめぼれをしオンラインストアでご紹介しています。王様王妃、良家の子女やソンビなど…特に巫堂（ムーダン）は必見です！
2008年には世界的に有名な大きな大きな賞を2つも受賞され、韓国だけでなく日本をはじめ海外でも実力が認められ、今もなお第一線で活躍されているzero per zero。彼らのアトリエ兼倉庫兼直営店は昔ながらの伝統市場とおしゃれなカフェや雑貨店が共存するニューレトロな町・望遠洞（マンウォンドン）にあります。直営店にはすべてのアイテムはもちろん、ここでしか出合えないグッズもたくさん！
残念ながらSNSで有名なピンク色の自販機は無くなってしまいましたが渡韓が叶いましたらぜひお出かけください。きっと両手にたくさんの雑貨を抱えレジに並ばれておられることでしょう！
店名：ZEROSPACE
住所：서울 마포구 망원동 398-2（ソウル市麻浦区望遠洞398-2）
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