田代親世コラム☆「高かった言葉の壁がなくなるかも!?」
【田代親世のゆるふわ韓国ミュージカルDays】
中小の劇場が密集しているソウルの演劇の街、大学路(テハンノ)に観光客を呼び込もうという、韓国を代表する公演観光フェスティバル「ウェルカム大学路」が現在11月2日まで開催中です。
これは2017年から毎年秋に、国内外の観光客に様々なジャンルの公演とイベントを提供しているものです。
今年は期間中47本の公式参加作品が外国人は割引価格で見られますし、眼鏡をかけると字幕が映し出されるという画期的なスマートグラスを使って言語の壁を解消して見てもらおうという工夫もされています。
先日、このスマートグラスがどんなものかというのを体験してきました。
サングラスの中にもう1個小さいグラスがあって、そこにコンピューターと連動して字幕が映し出されるのです。
劇場で「スマートグラスをレンタルしたい」と伝えるとパスポートと引き換えに機材をくれます。
眼鏡と、スマートフォン型の小さなタブレットをケーブルで接続して、眼鏡をかけてみると、見本の字幕が出てくるので、字幕のフォントサイズを大きくしたり、字幕が出る位置を上にするのか下にするのか、手元のタブレットで調節できます。
これはこれで画期的なんですけれど、やはりサングラスなので、かけて観ると俳優さんの顔も、舞台セットの色もどうしても暗くなっちゃうんですよね。オペラグラスも使えませんし、推しの舞台が見たい場合は向かない感じですが、内容をちゃんと把握したい場合にはとても助かる武器だと思いました。
まだ導入スタートいうことで、1回目に使った時は字幕が途中で止まっちゃったんです。でももう劇場内が暗いので手元を見て操作をすることもできず、メガネを取って観続けました。
あとはやっぱりちょっと重いのと、元々メガネをかけている人がその上にかけるとさらに重くなるので、耳のところが痛くなるというところはありますね。
字幕が必要なところと必要じゃないところとかけたり外したりしながら見てもいいし、使い方も慣れ次第かなと思います。
スマートグラスだけでなく、手元にタブレットを置いてそれを見るという公演パターンもありまして、私はそちらの方が、字幕を見たり、舞台を見たりが自由にできるので観やすいですね。
いずれにせよ、こういう風に言葉の壁をなくして外国の人にもっと観にきてもらおうという試みを、国を上げてやっていこうというところが、韓国は素晴らしいなと思います。
ウェルカム大学路は、日程によっては野外で作品のダイジェスト公演やパフォーマンスも行われます。この期間にソウルに行く方はぜひ大学路の舞台を楽しんでみてください~☆
—–
韓国エンターテイメント・ナビゲーターとしてテレビやイベントで活躍中の田代親世さん!
田代親世さんもスペシャルサポーターとしてご参加頂いています!
★田代親世さん著書
『今日も韓国ミュージカル日和~韓ドラ&K-POPファンも魅了する観劇ワールド』(双葉社)
KOARIでもお取り扱い中♪
商品をみる→https://shop.koari.net/item/9784575316285.html
★田代親世さん公式LINE
公式ラインでは韓流サロンやミュージカルツアーの情報などをお知らせしています
友だちになる→https://lin.ee/6mjDLPj
★田代親世さんブログ
田代親世の韓国エンタメ・ナビゲート
ブログをみる→https://koisuru-hangryu.com/
★田代親世さんツアー&サロン
田代親世の韓国ミュージカルツアー&サロン
ツアーをみる→https://koisuru-hangryu.com/category/blog/blog-tour/
★田代親世さんYouTubeチャンネル
「韓ドラ・マスター親世と尚子の感想語り」
動画をみる→https://www.youtube.com/@kandoramaster