新年の食卓にも♪韓国の名節料理「タンクッ」の作り方をご紹介!
皆さまアンニョンハセヨ!KOARIスタッフのLILIです。
年の瀬になり、そろそろお正月の準備を始める時期ですね。
さて、お正月と言えば、わが家の元日の食卓に絶対に欠かせないのが、韓国でお正月や法事の時に並ぶ「탕국(タンクッ)」というスープ料理です!
具は基本的に牛肉・大根・豆腐の3つ。ネギ、ニンニク、唐辛子などの刺激の強い薬味が入らないので、素材の旨味が生かされています。
地域や家庭によっても具や作り方は多少変わりますが、今回は慶尚道出身の私の祖母の作り方をご紹介します!^^
●材料 (3~4人分)
・牛肉 約300g (あばら肉、ブリスケなど)
・大根 約300g
・木綿豆腐 1丁
・水(または煮干だしや昆布だし) 煮込むのでたっぷりめに
・薄口しょうゆ おたま半分程度(様子を見て調整)
・塩 少々
・サラダ油(またはごま油) 少々
・下味用薄口しょうゆ 少々(ひと回し程度)
●作り方
<前日の夜>
1.味をよく染み込ませるために、できれば前日の夜に予め下ごしらえをしておきます。
まず、牛肉は食べやすい大きさにカットし、大根はサイコロ状にカットします。
★TIP 牛肉の旨味がスープの決め手になるので、精肉店などでおいしいお肉を買うのがおすすめです!
(画像出処:10000RECIPE韓国公式サイト)
2.鍋にサラダ油を十分にひき、牛肉が鍋にこびりつかないようによく混ぜながら薄口しょうゆで軽く炒め、火が通ったら大根を加えて軽く炒め合わせます(お好みでサラダ油をごま油にしてもOKです)。
(画像出処:10000RECIPE韓国公式サイト)
3.この時点では大根に完全に火が通らなくてよいので、軽く炒め合わせる程度で火を止め、蓋をして一晩寝かせます。
<当日の朝>
4.翌朝、一晩寝かせた鍋に水を加えて中火にかけます。
★TIP 牛肉と大根のだしが出るので別途だしを入れなくても大丈夫ですが、お好みで煮干だしや昆布だしに変えてもOKです^^
(画像出処:10000RECIPE韓国公式サイト)
5.沸騰したら、牛肉のアクが出るので取り除きましょう。
★TIP アクを取りすぎると牛肉のコクも消えてしまうので、最初の方だけ取り除くのがおいしさの秘訣です!
(画像出処:10000RECIPE韓国公式サイト)
6.薄口しょうゆで味を調えて、弱火で30分~1時間程度じっくり煮込みます。すでに下味がついているので、味付けは軽めにしておきます。
途中、様子を見てサイコロ状に切った木綿豆腐を加えます。
大根がきれいに透き通ったら、味を見て、薄ければ塩または薄口しょうゆで整えて、完成です!
★TIP 仕上げの味付けは塩にすると、スープの色が濁らずきれいです^^
(画像出処:10000RECIPE韓国公式サイト)
牛肉の旨味と大根の甘味がスープによく染み出て、老若男女食べやすいスープ「탕국(タンクッ)」。
具は牛肉・大根・豆腐は固定で、家庭や地域によってきのこ、海産物などを追加することもあるので、ぜひお好みでアレンジしてみてください。
(具の数は縁起を担いで奇数で揃えるのが望ましいです。)
くせがないのでおせちのお供にもぴったりですし、時間を置いても味が深まってまた違うおいしさ♪
スープが足りなくなったらつぎ足ししたり、味変したりしながら三箇日の間中食べるのもまたお正月の醍醐味です^^
よかったら、ぜひ試してみてくださいね。
(編集部:LILI)
























