2014.12.31 01:11

2014年韓国エンタメニュース総決算!

4月16日に発生した旅客船セウォル号の沈没事故を筆頭に、2014年は韓国で様々な事件事故が発生し、悲しいニュースが伝えられることが多い一年となった。

それでは今年の韓国芸能界ではどのようなニュースが話題になっていたか、いくつかのトピックに分けて振り返ってみよう。

【相次ぐ悲報、悲しみに沈む芸能界】
セウォル号の沈没事故は芸能界にも大きな影響と悲しみを与えた。
事故の犠牲者を追悼する意味でバラエティ番組や歌番組の放送が中止となったり、映画やドラマの制作発表会が延期となる等、芸能界全体が活動自粛モードとなった。
そして国民全体が悲しみに暮れる中、行方不明者の生存を祈る意味を込めて学生達から広まり始めた“黄色いリボン運動”に多くのスター達も参加したり、事故関係者達に対して寄付をおこなったりもした。

ドラマ「君たちは包囲された」出演者達は黄色いリボンを胸につけて制作発表会に出席

また、9月にはLADIES’ CODEのメンバー達が移動中に乗っていた車が雨道でスリップする交通事故が発生、この事故でリセとウンビが20代の若さでこの世を去った。
これまでにも過酷なスケジュール消化が原因となるマネージャーのスピード運転や居眠り運転による交通事故が発生しており、この事故により再び韓国芸能界の問題が浮き彫りとなった。

交通事故だけでなく医療事故も今年の韓国芸能界で大きな話題となった。
10月、韓国歌謡界の魔王と呼ばれていた歌手シン・ヘチョルが入院中の病院で病状が急変、心停止の状態が続き結局帰らぬ人となった。
突然の悲報に多くの人々が驚きを隠せない中、シン・ヘチョルの治療を担当していた病院の医療事故疑惑が浮上したが、現在もまだ責任の所在については明らかになっていない状態だ。

【人気アイドルグループに異変…メンバー脱退相次ぐ】
2014年は人気絶頂のアイドルグループのメンバー脱退も多く、K-POPファンにとって衝撃の一年となった。

2013年、デビューから約1年にしてK-POP界の頂点に立ったEXO。
新曲「中毒」発表後、トップアイドルとしての地位を固めるものと誰もが思っていた矢先の5月、EXO-Mのリーダーとして活動していた中国人メンバークリスが所属事務所に対して専属契約無効を要求、EXOを脱退することになった。
クリス脱退の衝撃からわずか5ヵ月後の10月、同じく中国人メンバーのルハンがクリスと同じように専属契約無効訴訟を起こしEXOを脱退した。

また、ルハンの脱退騒動に先立ち9月には、EXOと同じ所属事務所である少女時代のジェシカが突然脱退を発表。
「事務所とメンバーから脱退を通告された」とジェシカがSNSで発言したことや、脱退の背後にジェシカの恋人である事業家の存在があるのではといった推測が広まり大きな波紋を呼んだ。

その他にも、デビュー5年目のグループ MBLAQのイ・ジュンとチョンドゥンが事務所との契約満了と共にMBLAQとしての活動を終了し、ソロ活動をおこなっていくことを発表した。
これによりMBLAQは二人のメンバーを除き3人で活動をおこなっていく計画だ。

【少女時代は恋愛時代】
ジェシカの脱退でファンに大きな衝撃を与えた少女時代。
しかし、ファンにとってメンバー脱退と同じ位にショックが大きかったのはメンバー達の相次ぐ熱愛報道ではないだろうか。

2014年、新年最初のビッグスキャンダルとしてスクープされたのは、ユナとイ・スンギの熱愛。
ユナが交際を公式に認めた数日後、かねてより交際報道がされていながらも否定を続けていたスヨンと俳優チョン・ギョンホが交際を認めるコメントを発表。
そして、4月にはティファニーが2PM ニックンとの交際が報じられると両者共にこれを認め、アイドルメンバー同士のカップル誕生に注目が集まった。
更には6月、テヨンとEXO ベクヒョンのデート現場がスクープされ、SMエンターテイメント所属アーティスト同士のカップルが初めて誕生した。

ジェシカも脱退当事には韓国系アメリカ人実業家タイラー・クォンとの交際が伝えられており、メンバーの半数以上が交際中であることから「少女時代は恋愛時代」といった風に度々表現された。

【芸能界ビッグカップルの熱愛&破局】
今年も芸能界のビッグカップルが誕生し、破局を迎えた。
2013年に史上最高のビジュアルカップル誕生として大きな注目を集めたチョ・インソンとキム・ミニが今年に入って破局していたことが明らかになった。