2025.07.14 11:06

“ケミの達人”イ・ジョンソクの真価

【この記事のポイントは？】

◆『瑞草洞』イ・ジョンソクが会社員の共感、仕事とロマンスの魅力を同時に披露している

◆劇中イ・ジョンソクは日常の中で築いた友情とときめきで視聴者をアン・ジュヒョン（イ・ジョンソク）の魅力にハマらせている

◆誰と組んでも完璧な呼吸を誇る“ケミの達人”イ・ジョンソクの真価は本作でも輝いている

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[韓国エンタメニュース]

イ・ジョンソクがtvN土日ドラマ『瑞草洞』を通じて会社員の共感とワークラブ（仕事とロマンス）の魅力を同時に披露している。

イ・ジョンソクは『瑞草洞』で、日常の中で築いた友情とその中で芽生えるときめきで、視聴者をアン・ジュヒョン（イ・ジョンソク）の魅力にハマらせている。

イ・ジョンソクは、冷たすぎず、熱すぎない適度な温度でジュヒョンの人間味を繊細に描き出した。劇中ジュヒョンは普段と違って元気のないムンジョン（リュ・ヘヨン）に無言でチョコレートを渡し、慰めの言葉の代わりに静かに飲み物を差し出した。シニカルな姿の奥にある優しさ、無関心な口調と淡々とした表情の奥に隠れた思いやりを通じて、視聴者の好感を得ている。

また、イ・ジョンソクはヒジ（ムン・ガヨン）との過去と現在が交錯するシーンで、ジュヒョンが感じる感情の流れを繊細に描き出した。10年前に始まったヒジとの出会いと現在が重なり合う中で芽生えるロマンスケミは、ほのかなときめきを誘い、過去の感情と再び向き合ったジュヒョンの率直な想いは、見る者の心を揺さぶった。

そのように、イ・ジョンソクは現在のロマンスも細やかに積み上げていった。疲れたヒジの表情に気づき、先に手を差し伸べたのだ。依頼人が代理手術をした可能性に苦悩するヒジに、感情を出さず事実に基づいて助言したジュヒョンは、手術室の看護師であるムンジョンの夫（ユン・ギュンサン）を通じて専門的な見解を提示し、“難しい事件はアン・ジュヒョン弁護士に相談せよ”という引継ぎ書の言葉を証明するかのように、ヒジの悩みを解決しワークラブの雰囲気を形成。現実を踏まえたイ・ジョンソクが描く仕事と恋、現実ロマンスへの期待を最高潮に高めた。

このように節制された感情表現の中でも、キャラクターに真心を込めたイ・ジョンソクは、ジュヒョンの静かな優しさと適度な気遣いから感じられる大人っぽさで、ジュヒョンへの信頼と安定感をさらに深めた。友情からロマンスまで、誰と組んでも完璧な呼吸を誇る“ケミの達人”イ・ジョンソクの真価は、『瑞草洞』でも存分に輝いている。

一方、『瑞草洞』は韓国で毎週土日夜9時20分より好評放送中。日本ではU-NEXTで同時配信中だ。

▽『瑞草洞』はU-NEXTにて配信！

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