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2025.10.29 11:45

読書の秋に読みたい!『キム秘書はいったい、なぜ?』心に響く名シーンエッセイ

 

パク・ソジュン,パク・ミニョン,キム秘書がなぜそうか?

 

2018年に放送され、今なお“ロマンチックコメディの名作”として語り継がれているドラマ『キム秘書はいったい、なぜ?』。

財力・ルックス・仕事の手腕まですべてを兼ね備えた完璧ナルシスト副会長イ・ヨンジュン(パク・ソジュン)と、そんな彼を9年間支えてきた“秘書界のレジェンド”キム・ミソ(パク・ミニョン)の退社をめぐる駆け引きロマンスを描いた人気作です。

放送から時を経た今でも、パク・ソジュン×パク・ミニョンという最強タッグは多くの視聴者の心に残り、再視聴する人も絶えません。

今回は、そんなレジェンドドラマ『キム秘書はいったい、なぜ?』に登場した、読書の秋にぴったりのベストセラーエッセイをご紹介いたします。

 

『すべての瞬間が君だった きらきら輝いていた僕たちの時間』

 

作中で印象的に登場するのが、韓国の作家ハ・テワンによるエッセイ『すべての瞬間が君だった(모든 순간이 너였다)』。

慰めが欲しいとき、恋にときめきたいとき、心が少し疲れたとき…

人生の“すべての瞬間”に寄り添うような言葉が詰まったベストセラーです。

ドラマでは、主人公のミソやヨンジュンの心情を表すかのように、物語の重要な場面でこの本の一節が引用されています。

 

『キム秘書はいったい、なぜ?』 第4話より

 

≪恋愛経験のないミソが語る理想の恋愛≫


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『연애는, 이런 사람을 만나서 하는거야』

(恋愛はこんな人に出会ってするんだ)

 

이런 연애가 하고싶다.늘 1분 1초가 모두 설레지는 않더라도, 한번 안아보는 것만으로 하루의 힘듦이 모두 씻겨 내려가는 듯한 기분이 드는 연애.

(こんな恋愛がしたい。1分1秒すべてにときめかなくても、一度抱きしめるだけで1日の辛さがすべて洗い流されるような気分になる恋愛。)

 

평소에 자주 먹던 음식을 같이 먹고, 오늘은 날씨가 참 춥다는 말에 추우면 꼭 붙어 있으면 되는 일이 아니냐는 대답으로 그 순간을 따뜻하게 만들 수 있는 연애.

(普段よく食べる物を一緒に食べて、「今日は本当に寒い」という言葉に「寒いならくっついていればいいじゃない」と答えてその瞬間を暖かくしてくれる恋愛。)

 

※中略

 

이렇게 나에게만 포근한 솜이불 같은 사람은 만나서, 매일 편안한 기분으로 행복하게 살고 싶다.그 행복이 깨지지 않도록 서로가 서로에게 깊은 사랑을 끊임없이 건네주며 환하게 웃고 싶다.

(こうして私にだけ柔らかい布団のような人に出会って、毎日穏やかな気持ちで幸せに暮らしたい。その幸せが壊れないよう、互いに深い愛を絶えず伝え合いながら明るく笑っていたい。)

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共感せずにはいられません…

こんなピュアな恋愛、一度は経験してみたいですよね。

 

さらに、ヨンジュンが一人ミソのことを想う場面でも、この本の一節が引用されます。

 

≪ヨンジュンがミソを想う瞬間の一節≫


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『나 이외에 가장 소중한 사람』

(僕以外に最も大切な人)

 

복잡하고 혼란스러운 삶 속에서, 자신의 일을 풀어가는 도중에

(複雑で混乱した人生の中で、自身の事を解決していく途中で)

 

불현듯 “지금 뭐 하고 있을까?”라고 생각하며 나 이외에 가장 우선적으로 누군가를 떠올리는것.

(突然”今なにしてるだろう?”と考え、僕以外に最も優先的に誰かを思い出すこと。)

 

그것만으로도 충분한 사랑이 될 수 있다.

(それだけでも十分愛になり得る。 )

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愛という感情に気づかせてくれる言葉。

誰かのことをふと思い出す瞬間、すでに恋は始まっているんですね。

 

そして、極めつけの名シーン!

ヨンジュンがミソを抱きしめながら告げる、胸キュン必至の名台詞です。

 


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 『너무 사랑해 보려고』

(とても愛してみよう)

 

너무 어여뻐서 마음에 들었고,

(とても綺麗で気に入って、)

 

너무 마음에 들다보니 좋아하게 됐고,

(とても気に入ったら好きになって、)

 

너무 좋아하다 보니 사랑하게 되더라.

(とても好きになったら愛するようになった。)

 

그래서 이제부터는 너무 사랑해 보려고,

(それでこれからはとても愛してみようと、)

 

내가, 너를.

(僕が、君を。)

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ヨンジュンはこの詩の後半部分を抜粋し、

「これからはとても愛してみようと、僕が、君を」

とミソを抱きしめながら告白しました。

詩の一節を使った告白は、少しキザに思えるかもしれませんが、それでも胸を打つ瞬間です。

 

共感できる言葉がたくさん詰まったエッセイ『すべての瞬間が君だった』。

眠れない夜、誰かに慰めてほしい時、辛い時はもちろん、自信をつけたい時や、背中を押してもらいたい時、大切な人を思いながら一日を頑張った自分へ…

本当に“すべての瞬間”に寄り添い、慰めと力をくれる一冊です。

表紙や挿絵も優しい色合いで可愛らしく、眺めているだけでも癒されます^^

日本語翻訳版も発売されているので、読書の秋にぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。

 


>>エッセイ『すべての瞬間が君だった』詳細をみる

 


その他、韓国ベストセラーの日本語翻訳版はこちら

 


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写真出処:tvN「キム秘書はいったい、なぜ」キャプチャー

(文:KOARI編集部)

最終更新日:2025年10月29日 文章更新・修正