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2021.02.26 16:00

Yumiの徒然(つれづれ)コラム Vol.12〜ユンノリで運だめし!?編〜

Yumiの徒然コラム

 

寒かったり暖かかったり、花粉も飛び始めムズムズ、カユカユ。

それもそのはず、暦の上ではもう春ですものね。

先日、大阪韓国文化院さんに呼ばれ、旧正月(ソルラル)オンラインイベントのMCをしました。

 

Yumiの徒然コラム

 

文化院さんにお借りした韓服を久々に着て、オンライン”ユンノリ”大会!

多くのチームが参加し、トーナメント形式。

とっても盛り上がりました。

 

皆さん、ユンノリ、ご存知ですか?

やったことありますか?

 

Yumiの徒然コラム

 

韓国の伝統的な遊びなんですが、ドラマ『宮(クン)』の中でも、ユンノリで遊ぶシーンがありましたね。

 

日本のすごろくに似ているんですが、ルールがちょっぴり複雑なのです。

 

日本のすごろくはサイコロを振り、出た目の数だけ進んでゴールしたらアガリですよね。

一方ユンノリは、サイコロの代わりに4本の棒のユッを投げ、出た目の数だけ進みます。

 

*一本オモテなら도(豚)1マス進む

*二本オモテなら개(犬)2マス進む

*三本オモテなら걸(羊)3マス進む

*四本全部オモテなら윳(牛)4マス進んで再度投げる。

*四本全部ウラなら모(馬)5マス進んで再度投げる。

これが基本のルール。

 

そして、すごろくはコマを1人1個持ってますが、ユンノリはコマを1人4個持っていて、その進め方によって運命が劇的に変わります。

 

さらに、オプキ、チャプキ、というようなルールがあり、追いつかれると振り出しに戻されちゃったり、自分のコマを合体させたり…。

なので、ダントツトップだった人が、大どんでん返しで最悪の結果になったり、またはその逆もあり。

なので、運と策略の両方を兼ね備えてこそ勝てる、とってもドラマチック?な伝統ゲームなのです。

 

そんなユンノリをオンラインで予選大会・決勝戦と行い、MCとしてゲームを進める私は、頭がヘロヘロになりながら、どうにか無事終えることが出来ました。

 

Yumiの徒然コラム

 

ト(豚)?コル(羊)?

あれ?ユッ(牛)?いやいや、モ(馬)?

一瞬頭がこんがらがりそうになっても、心強い大阪韓国文化院のスタッフの皆さんとの連携プレーで、どうにかやり遂げられた達成感(笑)よ!

 

前日、不安そうな私のために「一度スタッフでやってみてましょう!」と大阪文化院スタッフさん。

 

早速おざぶを敷いて、四人でリハーサルを兼ねてユンノリをガチンコてやってみました。

結果は…

わたくしYumi、優勝〜〜!

 

Yumiの徒然コラム

 

はい、”運と策略の女”です(ニヤリッ)。

 

写真の盤はオモチャで小さいけど、本番は大きなホワイトボードにユンノリ盤を描き、画面でひとつひとつ解説しながらのゲーム。

昔ながらの伝統ゲームを現代のオンラインでやるなんて、なんだか面白くて、お仕事とはいえ凄く勉強になったし、楽しく新鮮な経験でした。

 

旧正月(ソルラル)でなくても、韓国の旧盆のチュソクでも家族や親戚で集まった時にもやる遊びなので、さらに腕を磨いておこう!と心に決めたYumiでございました。

 

いつか皆さんとユンノリ大会、やりたいなぁ〜…。

 

皆さん、2021年が本格的に始動しました。

ユンノリのように、大どんでん返し、何が起こるかわからない世の中ですが、心は自由。

人生楽しみましょうね!

 

今年も私のこのコラムを、どうぞよろしくお願いいたします。

 

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